箪笥の肥やしが9万円になった(2)アーティストグッズを断捨離&駿河屋の宅配買取
箪笥の肥やしを処分したら9万円になった、断捨離と売却の記録、第二回。
▼前回はこちら
https://matsusa.hatenablog.com/entry/2021/12/02/163629
家中のものを整理&断捨離していく中で、難関なのが「趣味のオタクグッズ」。
私の場合は、アーティストグッズのコレクション。私の大好きなPerfumeの、大量のグッズが保管されているんです。
あとは、古いゲームや雑誌、昔集めてた人形類もちょこちょこ。好きで集めたものだけに、これらを手放すのは非常に大変。
私はPerfumeを応援して十数年。自慢じゃないけどポリ以前からの古参である。
当然ファンクラブにも入っていて、ライブがあるたびにグッズをいっぱい買うし、最近のPerfume Closet(Perfumeが手がけている洋服や雑貨のブランド)も毎シーズン遠慮なく買ってるし、ファンクラブ向けグッズもせっせと溜め込んできた。
わりと広いクローゼットや押し入れも、半分はPerfumeグッズで埋まる有り様よ。
前回「収入増えたけど貯金増えない〜」って書いてたけど、こうしてみると原因ははっきりしている。今までPerfumeに投資した金額考えたら、余裕で車買えるんじゃなかろうか……Perfumeでコレだから、選挙や人気投票のあるアイドルを推してる方々はさぞかし大変なんでしょうね。
まあ、いいのよ。
そもそもオタグッズは自己満足の世界なので、いくら部屋の収納が圧迫されようが、物で溢れかえろうが、散財しようが、それが幸せの優先順位が高いなら別に無理に断捨離なんてする必要はないと思っている。
大好きなものに圧迫される生活、それも幸せじゃないですか。
でも今回、私は出産を控えておりまして。
Perfumeへの愛はこれからも変わらないけれど、おそらく今後は子ども用品がどんどん増えて、私の生活は一変する。もうボーナス全部Perfumeに突っ込むことはできないだろう。(と言いつつPerfume Closetの新作ジュエリーはポチったお)
とりあえず今、この家の収納には余力を十分に残しておかないとまずいのだ。Perfumeグッズがいっぱいで子どもの洋服をしまう場所がないよぉ……なんて言ってられないのである。
というわけで、本当に大切な大好きなPerfumeちゃんのグッズ類ですが、整理することにしました。
コンテナ(衣装ケース)を開けて中身を全出し。
一番容量をとっていたのはTシャツやタオル、バッグ類。多い。Tシャツ何十着あるんだ。タオルもバッグもこれまでのツアー分が全部ある。私は普段Tシャツを私服で全く着ないのに、PerfumeTは死ぬほどある。
ほぼライブに行く時しか着ることはないので、大半が1、2回しか着ていない。なんなら封を開けてないものも沢山ある。タオルやバッグも然り。まずはここを減らしていく。
そもそも、これらのグッズを「保管しよう」という考えを捨てる。
Tシャツだってタオルだって、本来は「使ってもらうため」に作られたはず。
私は将来Perfumeコレクションを展示してミュージアムを作りたいわけではないし、グッズ全てをコンプリートして誰かに自慢したいわけでもない。
ずっとコンテナに保管し続けるより、本来の用途で使ってこそのグッズだ、きっとその方がPerfume達も喜ぶはずだ、と考えを改めました。
本当にデザインが気に入ってるものは、日常使いするように。普段Tシャツは着ないのでもっぱらパジャマとしての活用になるんだけど、一番リラックスする時間にPerfumeを身に纏えるなんて最高じゃないですか。
汚れも気にせず、ガンガン着る。バッグも日常的に使っていく。最近のPerfume Closetや伊勢丹コラボ、リーバイスなんかも、おしゃれ着として活躍させる。ファブリックスプレー、ハンドクリーム、化粧品などの消耗品も、ストックしてたけど日常的にどんどん使う。
↑ファブリックスプレーめっちゃええ匂い。
すると、どうだろう。24時間ずっとPerfumeまみれで生きられる! すごい、幸せだ。ありがとうPerfume。
あまりデザインに思い入れがないものや自分が使いこなせないものは手放していく。ピンバッジなどの細かい雑貨類もいくら小さいとは言えチリツモなので、本当に思い入れが強くて好きなものだけを残す。あまりにも状態が悪いものも寿命なので処分する。
↑
懐かしい昔のLSG(ファンクラブが年に一着ずつ販売する会員限定のTシャツ)も出てきた。ここ数年のはデザインもかっこいいけれど、昔のものは当時から「踏み絵」と呼ばれていただけあって、30代女性が日常使いするのは難しいデザイン……。どうしても特別な数着を残して、LSGシリーズも大胆に断捨離。
ひとつひとつ選別すると思い出がどんどん溢れてくるけれど、正直「これなんだったっけ?」「あー、これ買ってたっけー?」というものもあったりする。ライブ会場でいきおいで全買いするの、本当によくない。
あと、CD類もオタクらしく通常盤と初回限定盤、さらに保管用などの合わせ買いを続けていたので、今回は通常盤や保管用は(自分的に写真がサイコーなものだけ残して)整理した。
ちなみに雑誌類は全てPerfume掲載部分だけを切り抜き、あとは捨て。これで本棚の圧迫がかなり緩和された。残った切り抜きは100均で買えるクリップ留めのファイルケースに保存する。
ポケットファイルに入れて見やすく整理しても良いんだけど、こまめにやらないと面倒になるだけなので、ガバッと開いて入れられるこのタイプが便利。
整理と仕分けが終わったら、手放すものは売却へ。とにかく点数も多くて、細々したものもあるし状態もさまざまだったので、メルカリでは手間も時間もかかりすぎる。
ということでPerfumeグッズでは「駿河屋」の宅配買取を利用した。
https://www.suruga-ya.jp/man/kaitori/kaitoritop.html
「あんしん買取」を利用し、多量のアイテムを事前にポチポチと登録して仮査定してもらい、査定額に納得がいけば段ボールに詰めて送る。仮査定で3,000円以上になっていたら着払いで送れるのが有難い。
ついでに古いプレステ3本体や、ゲームソフト数本、バービー人形なんかもいくつか同梱した。
駿河屋に荷物が届いたら改めて本査定され、買い取り額が提示される。
※実はPerfumeグッズは1回だけでなく、2回に分けて買い取りに出した。1回目で思い切って断捨離したつもりだったけれど、やはり残り数が多かったので2ヶ月後に再度見直し、改めて多数のアイテムを買い取りへ。合計で70点以上を売却した。
駿河屋での結果は、合計30,038円!
高いと思うか安いと思うかは人それぞれだろうけど、私は満足。手間をかけてメルカリに出したら倍以上にはなったとは思うけどね。
Tシャツやタオルは高いものだと2,000円以上で買い取ってもらえました。女性用のSサイズは希少性が高いのか金額が上がってたな。状態がくたびれたものでもそれなりの値段で引き取ってもらえた。
雑貨小物はわりとしょっぱく、値段がつかないもの、10〜30円にしかならないものもあった。
ちょっと心が痛んだけど、メルカリでもあまり売れなさそうなものなのでそのまま引き取ってもらった。返却も希望すればできるようです。
Perfumeグッズ以外では、バービー人形はわりと状態悪くても一体1000〜3000円に。プレステ3本体も数千円で買い取ってもらえた。ゲームソフトはほとんど0円。人気ゲームは中古も溢れてるから供給過多なのかも。本も何冊か出したけど、買取不可でした。
これだけ整理したけれど、まだ衣装ケース2つ分くらいのPerfumeグッズは残っている。
でも、これは厳選された精鋭たちで、こんまり流に言うところの「ときめき」の塊なので、これ以上は無理しなくていいと思っている。
Perfumeもこんなに長く活動続けてくれるとは思わなかったなぁ。
Perfume Closetの展開は値段が高すぎるという声もあるんだろうけど、私のように昔からのファンの年齢も高くなり、そんなに安っぽいグッズだと身につけられないことも増えてきたので、日常的に取り入れられる質の良いアイテム展開はありがたい。
安くはないものだからこそ、慎重に厳選して買って、大切にしっかり使っていかないともったいないな。
次回は断捨離の定番である洋服や靴などの「服飾品」の整理と売却です。